投稿日の少し前である10月14日は鉄道の日。1872年(明治5年)に新橋~横浜間で日本初の鉄道が開業し、2023年である今年は151周年となります。151といえば151系。151系といえば国鉄初の電車特急「こだま」。何かを感じますね。まあ鉄道の日は特に記事とは関係ないのですが、出だしに困ったので…。
さて、今回は西伊豆鉄道の新型特急車両について考えていきたいと思います。
新型特急車両を導入する
この記事の執筆現在、特急形車両は500形が4編成存在しおり、通常運用が3編成、予備編成が1編成といった運用になっています。この4編成のうち3編成(501編成・511編成・521編成)は2001年新製、うち1編成(531編成)は急行形車両130形からの改造車となっています。
531編成は120形→130形→500形という経緯で改造されており、手は加えられているものの車体や機器自体は1964年製とかなり年数が経っています。ということでそろそろ廃車か動態・静態保存に移行させたいと考えています。
そうなると1編成分特急枠が空くので新型の特急車両を導入しようといった流れです。
新型特急車両のイメージ
車両の名称は「IZU CONTOUR(イズ コンタァー)」。 izuは伊豆半島、contourは等高線や輪郭線という意味です。緩やかな曲線を意識した車体の輪郭や海と山の風景に対して線路と白い車体が等高線のような存在になるイメージです。一定の存在感を出しつつ、風景の一部として馴染むことができるような車両にしたいと考えています。
車内設備に関しても概ね設定したいものは決まっていて、500形車両と同じく1号車の運転席後部は展望ラウンジ、4号車の運転席後部は特別席(有料の指定席)とします。トイレは4両編成中2箇所に設置。
上のイメージ図は特別席がある4号車のものです。特別席は5列で運転席後部3列は階段状の展望席(転換不可)、乗降扉側2列はハイデッカーのフラット席(転換可)とします。当初は伊豆急2100系みたいな半室内全席階段状の展望席にしようかと思いましたが、逆向き走行時に有料の特別席で全席反対向きは避けたいのでフラットで転換可能な席を設けようと考えました。
このような感じでぼちぼち描いていこうかと思います。